自分は自分

東京、好きですか?
来春、大学を卒業して東京を離れる予定のバイト先の子に、
先日こんな事を聞かれました。
その時は 「役者をやるにはやっぱり東京だからね〜、
もし役者をやってなかったら田舎の方で暮らしてるんじゃないかな。」
と、答えました。
それから数日経ち・・色々考えてみると、
東京を好きになってるかもなぁ・・・
という自分の想いに気付いたので、ちょっと書きます。。
ササガワは、高校卒業と同時に上京したので、東京で暮らし始めて早10年。
今28歳なので、人生の三分の一は 東京で暮らしている事になります。
新潟にいる時は田舎モンなもので、東京という街に単純に憧れていました。
そして上京。最初の頃は何もかもが新鮮で、刺激的で・・・・・
今思えば色々な事がありました。。
そして気付けば10年経ち・・・・
今では東京での生活が当たり前になっている自分がいます。
他人に無関心、そしてどこかギスギスしていて、
ザラザラと渇いた感じがして、セカセカしていて、アクセクしていて・・・
東京砂漠、コンクリートジャングル・・・・・・。
人が多くて、時間の流れが速くて、他人に関心を持つ余裕がなくて、
(道端で人が倒れていても見て見ぬ振りをしてたりしますし)
色んな欲望が渦巻いていて・・・(人が多い分、色々な人がいますしね)。
よく東京を表現する時に使う言葉を並べてみると、
東京を否定する言葉が多いような気がします。
そして確かに東京という都会には、そういう面もあります。
色んな所から多くの人が集まって来ているからこそ面白い反面、
疲れてしまう人も出てくるんだと思います。。
でもそんな東京でも、何気ない時に人の温かさを感じる瞬間もあったりしますし、
東京に来なければ出逢えなかった人と出逢えたし、
そんな人達から勇気やエネルギーをもらったりしながら生活していく中で、
自分なりの小さな幸せや喜びを見つけたりしているし・・・・・。
時々疲れてしまって、息抜きをしにフラっと何処かへ行きたくなる時もありますが
自分が自分らしく居られる場所は、今はやっぱり東京です。
どこで暮らしていても自分は自分。もし自分を見失ってしまったら、
どこで暮らしても息が詰まってしまうんじゃないかなって思うわけです。。
そんな訳で? 東京、好きです。 
以上で、10年という期間の節目の 
あらためてこれからも頑張るぞぉ〜宣言?を〆させて頂きます

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