第91回全国高校野球選手権大会!

今年も夏の風物詩が終わりました。
全国の代表校が暑き戦いを繰り広げ、数々のドラマを生み出しました。
ちなみに笹川は新潟出身なので、新潟を中心に見ます。
でも、新潟出身の方はご存知かと思いますが、
高校野球の新潟県代表といえば…
・夏の通算勝利数では47都道府県中、単独最下位だった。(一番弱かった)
・通算勝利数最下位を今年5年ぶりに脱出(山形県を抜いたらしいです)
で、今回の新潟県の代表校の日本文理高校といえば…
・夏の甲子園に出場するのは今夏で5回目だが、過去の4回は全て初戦敗退。。
という事で、新潟の中では強豪として有名なんですが、
甲子園に行くと全国レベルに歯が立たない…という感じでした。
ようはどこの高校が県の代表になっても結果は一緒で、
すぐに負けるのが当たり前だったんです。
だからたまに頑張って一勝しちゃったりすると、
あれ?勝ったの?今年はどこの高校が出てるの?なんて話になり、
まかり間違って2勝なんかしちゃった年には 
おー凄いじゃん!!今年は強いねー!!!といった話になるが、
3勝する事は殆どの人が想像出来ない…。。
(なにせ過去90回の夏の甲子園大会で2勝以上した事がないので)
ところがところがところが
今年は、
・新潟県勢史上初の4強
・新潟県勢が甲子園大会で初の3勝
という事をニュース等で度々見聞きするようになり、
気付けば、なんとなんとまさかまさかの決勝戦へ!!!!!!!!!
という事で、
今回の高校野球は、新潟県民にとって高校野球始まって以来の一大事でした。
大体、夏の甲子園で新潟県代表が8月の後半まで試合を戦っている、
という時点で一大事なんです。
だって2勝以上した事がないんですから。
それが決勝戦、って。
本当に夏の白昼夢かと思いました。
本当に信じられないような出来事でした。
過去90回の歴史の中で、2勝以上した事がない新潟県代表が決勝戦って。
今日の決勝戦は、中盤からになってしまいましたが、
2対2の同点の局面からTVで観戦しました。
すると、6回の裏に守備陣の集中力が切れたのか、
ぼろぼろと得点され。まさかの大量6失点。
正直、ああやっぱりって思いました。
流石に新潟は優勝なんか出来ないよなって。
その後、7回の表に一点を返し、3対8 にするも、
7回の裏には2点をとられ3対10。
普通にどう考えても勝てない訳です。
8回にも何とか1点を返すものの、4対10、焼け石に水状態です。
そして9回の日本文理(新潟)の攻撃、
4対10のまま、2アウトを取られ、ランナーなし。
どう考えても勝負あった!な状態。
優勝がかかった場面に、相手ピッチャーも少し緊張したのか、
フォアボールでランナーが1人出る。そしてそのランナーが
盗塁を決め、2塁(得点圏)に進む。
でも、9回2アウト、6点差の状況が変わる訳ではなく。。
でも、ここからが凄かった。
9回2アウト、ランナー無しの状態からの、
まさかまさかの5得点。
なんと、
9回2アウト、ランナー無しの状態で4対10 だったのを 
最後の最後には 9対10+残塁2の状態まで持って行ったんです!
(あわや同点、逆転するか!?という所までもっていっちゃいました。)
本当にあの、最後のねばりと精神力、集中力に感動しました!
普通だったら絶対諦めてしまうような状態でも
最後の最後まであきらめず、折れない心を持って、
バットを振り抜く選手達、全力でグラウンドを駆け抜ける選手の姿、表情。
なんだか、6回裏に6失点した時点で終わったな、と思った自分や、
9回2アウトで、一点ずつ追加していくのを見ていながらも
どうせ6点差なんかひっくり返らないし、と諦めの目で見ていた自分が
少し恥ずかしくなりました。
最後のバッターとなった捕手の若林選手も
きっちり振り抜いての3塁手正面へのライナー。で、試合は終わり。
最後の当たりも快音でした。良い音してました。
本当に本当にいい試合でした。
今回優勝した中京大中京は、
優勝回数、通算勝利数共に全国最多の名門校です。
そこに最後の最後まで、食らいついていった日本文理は、
多くの新潟県民、出身者に感動を与えてくれました。
今回初めて試合後の閉会式までみました。
観客も日本文理の選手も、
優勝した中京大中京の選手も皆いい顔してました^^
感動で立った鳥肌が中々収まりません。 
近年稀に見る感動を本当にありがとう!!!

夏の記憶とか

久しぶりに更新します。
夏ももうすぐ終わりそうですね。
昨日位から肩の皮がむけはじめて、ちょっとムズ痒いです。
お盆には実家に帰って、甥っ子等と、笹川だらけで笹川流れに行って、
カニを捕まえたり、花火をしたりして来ました。
(ちなみに笹川流れとは、新潟にある海岸の名前です。)
甥っ子達とはだいたい年に一度位は会うんですが、
年々大きくなり(当たり前ですが)上の子は小学生になってました。

夏が来れば思い出す♪ っていう歌が関係あるかどうか分かりませんが、
実家で小学生を相手にしたりしていると、自分が小さかった頃の事や、
昔の事をふと思い出したりします。
夏休みに機動戦士ガンダムの再放送をみるのは、笹川の子供時代の
定番メニューでした。
と、そんなこんなで帰京した翌日にお台場にたっているガンダムを見てきました。
前日に牛久大仏(本体の長さ100m)の横を通り過ぎていたため、
ガンダム(18m)の大きさにはビックリはしなかったのですが、
その分妙にリアルに感じられて、今にも歩き出しそうな気がして、
ちょっと不思議な気分になりました^^。

夏休みの感想文みたいになってきたので、今日はこの辺で。