最終目標 in かなだ

こんばんは、最近ちょっと風邪気味の笹川です。
いよいよ、カナダ生活も残り少なくなってきました。
本来ならこの最後の1、2ヶ月も、ショートフィルムの撮影準備等をしながら
過ごすハズだったのですが、本を書く予定だった人間が挫折したり、
まあ色々ありまして、ちょっと手持ち無沙汰になって、たるんでいました。
そんな訳で、風邪なんか引いてしまったりして・・。
最近は、日本に帰ってから撮りたい映画の構想作りなどをしていたのですが、
カナダに居れるのもあと残り僅かなのに、カナダでしか出来ない事をしなきゃ、
と思い立ちまして、何をしようかと考えるうちに、思い出しました!
随分前に、笹川の一人漫談の音声を聞いてくれた先輩が、
アメリカで、唯一プロのコメディアンとして活動しているという小池良介さん
という方のスタンダップコメディの映像を送ってくれました。
それを見たときは、俺もやってみたいわ!!と、強い衝撃を受けたものです。
が、次にやる舞台が控えていたり、ショートフィルムだったり・・・と色々あり、
英語でネタを考えて暗記して(未だに英語は、かなり苦手なのですが・・)
練習して、という時間を取れそうも無かったので時間が出来たら~~
なんて思っていました。
そんなこんなで、バタバタしながらカナダ生活を送っていたわけですが、
最近色々な話が流れてしまい、カナダでの目標を失いかけて、
風邪なんかを引いている時に、あの時映像を見て受けた衝撃を思い出したのです。
これからの最後の一ヶ月、
友人がカナダに遊びに来たり、色々とやっておきたい事、
やらなきゃいけないこともありますが、

最初は一人で一人漫談(story telling)
~中略~~~以下省略

といった尻すぼみになってしまうのもいまいちなので、

最後も一人で一人漫談(standup comedy)


なんて感じで〆れたら楽しいかな、と思い始めました。
あの映像を見たときは、自分もアメリカのハリウッドか、NYで、と思っていましたが、
バンクーバーででもどうやら出来るかもしれないので、いろいろ模索してみます。
久々に英語で台本書き、暗記、練習・・・
う~ん、いい英語の勉強になりそうです・・;)
これからネタを書いて、場所を探して、出演させてもらえるように交渉して、と、
やる事が一気に増えましたが、なんとか最終目標を達成できるように頑張ります。
これを書いているうちに、どうやら風邪、治ったようです。
ではまた

メッセージを込めて

一人漫談に関して沢山のコメントどうもありがとうございました。
さて、次の目標が定まりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・一人漫談です。
おいおい、またかよ!いつまで引きずってるんだよ!?と思われたそこのあなた。
おっと、役者じゃなくて、コメディアンにでもなるつもり?と思われたそこのあなた。
状況を説明します。
前にもお話したように (・・話したかな?) 
今は、二人のカナダ人と一つの家で暮らしています。
で、その内の一人は、ESL (英語の学校)の先生をしています。
で、その子が先日の一人漫談を観に来ていました。
で? 今週の金曜にその子の生徒たちの為に、また一人漫談をやることに。
別に断れば、他の子がやることになったのですが、
今の笹川の学校のカウンセラーをやっているモニカ(メキシコ人)は、
人をのせるのがとても上手くて、気付いたら引き受けていました。。。
(ラテン系の人たちには見習うべきところがあるなぁ~と、たまに思います。)
どこかにも書きましたが、今回の作品は、カナダ人の前でやる事を前提に書いて、
動きも考えて作り上げたものなんですが、ルームメイトに聞いたところ、
どうやら生徒の大半は日本人との事。しかも、10数人しか観に来ないそうで・・・。
(先日は50人位のカナディアンの前でやりました。)
先日は、一夜限り、初パフォーマンス、そして、落語の国からやってきた男として、
カナディアンを笑わしてやる!!と、気合が入っていたものの、
今度は・・・・・・・・どうもやる気が。。
正直、書き直しても、先日より笑いは取れないでしょう。
国によって多分笑いの質が微妙に違うので、
本当なら、観客の国籍の比率やら、文化やらをリサーチした上で、
全体を書き直して、練り直して納得のいくものをやりたい所なんですが、
学校では、もうすでに次のプロジェクトが始まっていて、それに手一杯で、
そんな余裕はもうありませんし、はたして笹川の英語が、英語の学校に通っている他国の人に通じるのか??という疑問も。。(国によってかなり訛りが違って、聞きづらかったりするので、反対に、笹川の英語もきっと・・)
正直やっぱりもうやりたくないなぁ・・・と思っていたのですが、ルームメイトに とある生徒さんの事 を聞いて、作品に込めたメッセージの事を思い出しました。
先日はガンガン笑いが取れたので忘れそうになっていましたが、このストーリーは
本来、笑わせることが目的だった訳ではなく、面白くした方が退屈しないだろうし、
印象に残れば、いつかまたこのメッセージを思い出してもらえる時が来るだろう。
という位の事で、究極、笑わせなくてもメッセージが伝われば、いい筈なんです。
そんな訳で、とりあえず出来るだけの事をやってみようと思います。
勿論、笑いが取れるに越したことはないのですが、
笑わせることを目標にするのではなく、メッセージを伝えることを心掛けて。
            ↑
まー、内容はあって無いようなものなんですが。
ないようは、ないよう・・・・・え!?ないのかよぅ?・・・・・・
・・・・・なんだか本格的に、日本語までたどとどしくなってきた今日この頃。
それでは~

戦い終わって・・ (音声有り)

昨夜、一人漫談終了しました。
笹川にとって初めての海外でのパフォーマンス、
笹川にとって初めての英語でのパフォーマンス。
15分間のうち、何度か噛みました。
何行か台詞を飛ばしました。
テンションがあがり、狙い以上に早口になりました(←悪い癖です。。)
舞台は2.3年やっていなかったので、
きっと緊張するだろうなぁ~と、思っていたのですが、
たとえ受けなくても、これだけ準備したんだから、あとはただやるだけ、と
開き直れたので、とてもリラックス出来て、
お客さんの呼吸を感じることが出来ました。
もうこれ以上出来ないっていう位、散々一人で練習した事や、
台本、動き、ネタを考えるのに膨大な時間を費やしたことが、
自信に繋がったんだと思います。(結局発音までは直せなかったのですが・・)
音声ファイルを下のサイトにしばらくの間アップしておきます。
一人漫談          
終了後、色々な人から賛辞を頂き、達成感はあります。
大オチも決めることが出来、ほぼ狙い通りに笑いも取れました。
ただ、今回のは、動きに頼るところがものすごく多く、英語は依然として・・・・・
まーとりあえず一人漫談は成功しました。
で、なんだか、満足感と共に、
異国で約二ヶ月間、膨大な時間を費やし、
時にはノイローゼ状態にまで追い込んでくれたこの相棒(ネタ)と、
昨夜お別れしたので、とても大きな喪失感の様なものを
今、感じながら書いています。
次は何をしよう・・・・・ やっぱりまずは英語の文法からかな (・・汗)
最後に、誰もこの言葉を掛けてくれなかったので、自分で自分に言っておきます。

おつかれさま     俺。。。

やっぱり、終演後はこの言葉が無いと物足りないなぁ・・と思ってしまいました。
まだまだ、英語で夢は見れない笹川です。
それでは~
追記
コメントを下さった皆様、どうもありがとうございました。

シェークスピア風味?

カナダ生活4ヶ月目に突入しました。
時の経つのは本当に早いなぁ~と実感している今日この頃です。
あ、18日、19日の予定だった一人漫談は、23日に延期になりました。
で、準備する余裕が出来るかと思いきや、
延期になったら延期になったで、英語の手直しが必要だったり、
発音がクリアにならないところの単語やらを変えてみたり。
(一度覚えてしまったパートを変更するのって結構大変だったりします。)
まーとにかくクラスメートやら、講師のお世話になりっぱなしな感じです。
で、やっぱり思うことは、辞書やらで調べて、
”これをこういう風に言いたい” と思っても、上手く伝えられないんですよね。
しかも、ちょっと単語やら文章の語順を変えただけで、きっと受取られ方も違うと思うんです。
ひとによって、こっちが良いとか、あっちが良いとか色々意見があったり。
でも・・・・今の笹川にはどう違うのかも良くわからなかったり。
相変わらずもどかしいです。
一人漫談の講師がこんなことを言っていました。(多分)
コージの一人漫談は、シェークスピア作品のようなものだ。
なぜかって??シェークスピアの英語もコージの英語もわかりづらいから。
ハッハッハッ。
うーん、カナディアンジョーク。。。
今日最後のリハーサルをしたのですが、台詞を飛ばしまくったりで・・・・。
もっと時間が欲しいところですが、
バイト先のもう一人の皿洗いの子が食中毒になったとかで、
普段より多く働くことになったりして、なかなか準備もはかどりません。
(今働いているレストランの食事が原因ではないですよ)
原作、演出、演者 すべて自分。
時間とスペースさえあれば、一人でいくらでも練習できるので、
さっきまで近所の公園で稽古してました。
現在こっちの時間で、夜中の3時。
もう一週間も無いのに今の状況でいけるかどうかかなり不安ですが、
後悔しないように、出来るだけやってみようと思います。
笑わせることを目標にするのではなく、
作り上げたストーリーを伝えることに重点を置くことを心掛けて。
            ↑
まー、内容はあって無いようなものなんですが。
ないようはないよう・・・・・
なんだか日本語までたどとどしくなってきた今日この頃。
それではまた。

トライする気持ち

5月になりましたね。
みなさん5月病の具合はいかがですか?まだかかっていませんか?
こちらも暖かい日が多くなり、過ごしやすくなってきました。
さて、いよいよ今月の18、19日にデビューしてしまう笹川です。
(ハリウッドデビューでも、花粉症デビューでも無いですよ。)
今まで引張ってきた ”Story Telling” 通称 一人漫談 です。
実は、話の内容にオチが付かなかったり、面白みがなかったり、
話を変えたりしたので、書き上げることが出来ず、
学校内での締め切りに2週間も遅れてしまいました。
で、一時期は本当に書き上げる自信を失い、辞退しようか、とまで
真剣に考えたりしていました。(軽いノイローゼ気味になったり・・)
でも、でも
現実逃避をしようと思うたびに、(自分にただただ楽なように)
出国前日に送別会を開いてくださったAさんからのメールに
あった言葉を思い出し、必死に生みの苦しみを味わってみました。
結果、何とか先週の水曜日に15分間の自分のストーリーを書き上げました。
今まで日本語でも一つの話を書き上げたことが無かったので、なんというか。。
最後の二日間は連続で徹夜したりして、久々に死にもの狂いになったおかげで、
我ながら面白いものが書けたと思います。
で、寝ないでフラフラになりながら授業で疲労した披露した水曜日には、
内輪受けの可能性も大ですが、クラスメートを笑わせることが出来たし、
大オチもちゃんと決めることが出来ました。
(オチの付け方は、古典落語からヒントを得ました。)
ただ、発音やら、滑舌やら、アクセントの置き方やらを工夫しないと、
笹川の英語を初めて聞く人には伝わらなかったり、
たとえ意味は通じても15分もの間、たどたどしい英語を聞かされたら
ストレスになるだろうぁ~ と、容易に想像出来るので、
これからはしっかり練習しないといけない感じです。
ちなみに本番まであと約二週間しかないのに、
水曜以外の授業では、未だにモノローグやら、
映画の1シーンからのダイヤローグを新しく貰ったりしています。
正直、全くこなせていませんし、英語も演技も本当にボロボロです。。
でも?だからこそ?なんとしてでも一人漫談はキッチリ決めたいと思っています。
だって笹川は、落語の国からやってきたんですから。
Aさんから頂いたメールより。
人生いろんな事が待ち受けてると思うけど
逃げないでトライする気持ちを持ち続けてください

この言葉が、最近頭から離れません。
そんな今日この頃です。

カナダに来てもうすぐ2ヶ月が経過。
今日、初めて泣きました。
芝居で必要だったとか、そんな理由ではありません。
笹川を知っている人は驚くかもしれません。
人前では(人前でなくても)ほとんど泣くことのない笹川が、今日泣きました・・・。
タマネギって、あんなに刺激が強いものだったっけ、という感じです。
先日から始めたバイト先では、
簡単なキッチンの手伝いもしなければならないので、
今日、数年ぶりにタマネギを切りました。で、泣きました。。
近況報告。
依然として英語が不得手なままです。
そんな中、先日お話しした Story Telling ← (以降、1人漫談 とします。)
のネタを書かなければならなくなりました。
15分分のせりふを考え、来週水曜までに英語で書かなくてはなりません。
他にも読んだり暗記したりしなければならないものがあったりして、
いや~、本当に泣きそうです。(苦笑)
ま~、でも、いつでも逃げようと思えば逃げれるので、
何とか立ち向かってみようと思います。
いやはや、どーなることやら。。
とりあえず、これから1人漫談のネタを考えることにします。
それでは~

落語もどき

先週の金曜日に、Story telling を観てきました。
学校の下にある喫茶店を貸切りにしてやる感じの出し物みたいなもの
だったのですが、同じ学校の生徒がやっていました。
どう説明したらいいのか分かりませんが、
一人の持ち時間が15分間で、一人で、落語みたいな感じで
何役か演じてみたり、静かに語ったり。
とにかく自分が今まで経験したことを、表現方法はどうであれ、
観客に伝えるっていうものだったみたいです。
同じ学校の生徒がやっていたんですが、
切ない話だったり、ジムキャリーもどきのやたら面白い子もいたり。
なかなか構成も上手いこと出来ていて面白かったです。
で、笹川も約2ヵ月後に同じことをします。。。
ちなみに日本語でも、15分間の一人芝居 OR 
一人漫談なんかはした事がありません。。
そしてなにより、いまだにコーヒーを頼むときに、
言い直さないと伝わらなかったりするような英語力です・・・。
そして知る人ぞ知る文法力のなさ。。。
今は、出来るのか俺?やれるのか俺??
っていう感じですが、
日本の役者っていう肩書き?で、通っている以上は、
最高のパフォーマンスをしなきゃな、
と思っている今日この頃。
ちなみに北米では、モノローグという一人芝居みたいなものは
出来て当たり前、みたいな感じらしいです。
 
いろいろ頑張ります。
それではまた~