舞台終演

舞台、無事?終了致しました。
一人漫談の時とは違い、相手がいて、脚本家が書いた、演じなければいけない
キャラクターがあって、ジェシージェームスという、実在したカウボーイの
それっぽい台詞があって・・・と色々と自分にとって課題となる事が沢山あったので、
とても良い経験になりました。
始まるまでは、台詞を飛ばしまくったり、あいつが台詞を飛ばしたから~~
とか、何だかんだで、言い争いになったり揉めたり、演出家が激怒したり・・・
と色々ありましたが、クラスメートにとっても、良い経験になったようです。
で、打ち上げで、軽く飲んだのですが、あることに気付きました。
笹川、こちらに来てからアルコールを殆ど摂取していませんでした。
というのも、到着して間もない頃に、クラスメイトの友達の家で
軽く飲んだ事があったのですが、ビールをちょっと飲んだだけで寝てしまったんです。
その時、  
カナダ人の若者同士の早い会話についていけず、脳が休止状態になって眠くなった    
という事が、はっきり自覚出来たんです。
(まぁ、もともとお酒に弱いという事もあるのですが)
そんな訳で、殆ど飲んでいなかったのですが、打ち上げの時に飲んでいて、
クラスメイトに指摘された事。

英語が饒舌になってるじゃん~~

そう言われてみれば確かに良く話してました。
まぁ、ちょっとした開放感も手伝っていたのでしょう。
明日、ヌーディストビーチに一人で行ってみようと思います。
今纏っているものを一旦脱いで、何を纏って残りのカナダ生活を送るか、
自分を解放して、一人で考えてみようと思います。
もうすぐバンクーバーの夏も終わりそうです。
それではまた。

折り返し地点通過

こんばんは。
なんだかんだで、カナダで半年間過ごした笹川です。
この言葉を使うのも如何なものかと思いますが、あっという間の半年間でした。
これからの半年も、きっとあっという間に過ぎてしまうのでしょうから、
充実させてやりましょう。。 (誰と話してるんだ俺は・・・・)
さて、先日からお話していた舞台、いよいよ本番10日前となりました。
が、クラスメイトの数人は、未だに台本を片手に読んでいます。。
そんなこんなで、客席に背中を向けっぱなしだったり、
声が小さくて聞きづらいとか、そういうところの修正すら未だに出来ていません。
う~ん、大丈夫かいな。。
まぁ、自分にとっての課題(発音)をなんとかすることに、全力を注ぐ事しか
出来ないんですが、このまま本番を迎えられるのか、ちょっと不安です。
不安を抱えたまま本番を迎えることも不安です。
(どんな日本語を話しているんだ俺は・・・・)
まあまあ自分の出来ることを精一杯やろうと思います。
それではまた。

歌舞伎とカウボーイ

カナダ生活、5ヶ月目に突入しました。
さて、次の目標は、芝居です。
今度は一人ではなくて、クラスメイトと舞台をやります。
これがなかなか・・・。
今回演出をするジョンは、きっと何かを勘違いしています。
先日、こんな会話がありました。(←多分)

コージは日本の役者だよね。僕は日本の歌舞伎や、能は素晴らしいと思うんだ。だから、この部分は
シェークスピアの夏の夜の夢の、パックのようなキャラクターを、
日本の歌舞伎や、能のような動きで演じて欲しいんだ。
ん??でも、歌舞伎やら能やらのトレーニングを受けたことはないんだけど。。
いやいや、コージなら出来るよ。一人漫談を観て、僕はそう思ったんだ。素晴らしかったよ。だから一緒に頑張ろう。

前回の自分で書いた話は、何が起きて何が重要で何を伝えたいか、という事が、
すべて明確になっていたし、演者も演出も自分という事で、なんとかやれました。
が、2ヵ月後に演じる作品は、言葉遊びやら何やらがとても多く、
明確な意味が分かりません。
そんな状態で、歌舞伎っぽく、パックのようなキャラを演じろと。
しかも後半では、実在していた超有名なカウボーイ役をやります。
実在していた超有名なカウボーイを、日本人の笹川に演じろ、と。。
うーん、なかなか面白いことになっています・・・・・。
まーでも、役者は貰った台本を読み解けないと話にならないので、
今回も、必死に頑張ってみようと思います。
それではまた