先日の記事は、ちょっとどんよりした感じになってしまいましたが、
このブログは、心と頭の整理用 になってきたので、
これからも素直に書いていきます。ま~、相変わらす元気にやってます。
最近、バンクーバーは夏のような陽気になってまいりました。
で、夜9時過ぎになっても日が落ちません。う~ん、異国情緒たっぷりです。
そして海と山に囲まれて、自然もたっぷりです。
(青空と自然がたっぷりで、これが何とも勉強の妨げに・・・)
先日の記事を書くちょっと前に、
同僚のルームメイトのマークにこんなことを言われました。
コージはあとどの位カナダにいるんだっけ?旅に出たりしないの?
多分コージにとっては、これは最初で最後のカナダでの滞在になるんだろ?
バンクーバーだけじゃなく、もっと色々見てほしい。もっと楽しみなよ ←多分。
彼は、一人漫談のおかげで、ノイローゼ気味になりながら働いていた姿やら
なにやらをみているので、たまにこんな事を言ってくれます。
(彼はたまに感傷的な遠い目をする、ナイスガイです。)
というか、ここ4ヶ月間ずっと、いろんな人に言われ続けています。
色々な誘いを断って、図書館やら自宅やらにこもって台本に取り組み
続けたりしている姿を見ると、そう言いたくなるんだと思います。
実際、自分でも常に自問自答しながら生活していました。
でも、ここでリンクしているユウキさんのブログから、また良い刺激を貰いました。
悩んでる暇なんてないだろう。そんな時間があったら、勉強しろって。
最近、高校一年の時に買った文法書を最初から読みはじめました。
いってみれば、カナダで過ごした4か月分の英語の総復習をしている感じです。
今までどういえば良いんだろう、ともどかしく思ったりした事がクリアになったり、
例文を読んだりしても、ただの例文には見えず、誰かが口にしていた事を
思い出したりして、例文が、生きた英語に見えるというか何というか。
(まー14年位前 + アメリカ英語?なので、若干違ったりはしますが。)
ともあれ、今のところ知る喜びを味わっています。
そして台本に取り組む時間は減ったものの、ちょっと効率が良くなった気がします。
うーん、楽しい~。
これが台本の読解だったり、演技についての話し合いだったり、
脚本書きに生かせるようになれば、もっともっと楽しくなるはず。
今、充実した時を過ごしています。(台本はきついけど・・)
それではまた。
月別アーカイブ: 2006年6月
まずは足し算から
(最近思っている事をただ書きつらねたので、読みづらいと思います。ご了承を)
この前、友達から、貰ったコメントに
>現地の人と友達になること英語力UP一番の近道・・
っていうのがありました。
今までそう思っていましたし、確かにそうなんだろうと思います。
で、クラスメイトとか、ルームメイトとか、みんなカナダ人、
っていう環境に自分を置いてみて早4ヶ月。
確かにこっちに来てから、少しは上達したと思います。
が・・・少しなんですよね。。。
友達は理解しようとしてくれるからいいものの、
笹川は思いっきりブロークンな英語を話しているんです。
大して英語を話せない、8ヶ月後の自分の姿を容易に想像できます。。
それもこれも、笹川が基礎英語を理解していないから。
文法、語彙、発音、聞き取り、書き取り、読解力、すべて弱いままです。
現在、舞台以外に、
今週は授業でやる台本を4本、モノローグを1本をもらいました。
で、来週までに読み込んで、理解して、台本を完全に頭と体に
入れていかなければならないのですが、これがヒジョーに。。
クラスメイトでもヒイヒイ言う位の分量を貰ったわけですが、
笹川にとっては、ヒイヒイどころの話ではない訳で。
例えると、
足し算が出来ないのに、微分積分の問題と答えを丸暗記して、
それを解答用紙に書いているような。
これでは問題を出される度に、ただただ丸暗記するような形になってしまいます。
その答えは正解でも、とても時間が掛かって効率も悪いし、いつまで経っても。。
時間は掛かっても、まずは足し算をマスターして、引き算そして掛け算~ と、
きっちり積み上げていかなきゃ駄目なんですよね。
とりあえず舞台が終わるまでは、新しいを毎週貰い続けるようになるようなので、
殆ど時間を作れませんが、一人で英語を一から勉強しなおしていこうと思います。
残り8ヶ月の就労ビザを、役者として使うためには、英語をなんとかしないと。
すべて、自分で決めた事なので、
これからも 後悔しないような人生の使い方 をしていこうと思います。
それではまた
歌舞伎とカウボーイ
カナダ生活、5ヶ月目に突入しました。
さて、次の目標は、芝居です。
今度は一人ではなくて、クラスメイトと舞台をやります。
これがなかなか・・・。
今回演出をするジョンは、きっと何かを勘違いしています。
先日、こんな会話がありました。(←多分)
コージは日本の役者だよね。僕は日本の歌舞伎や、能は素晴らしいと思うんだ。だから、この部分は
シェークスピアの夏の夜の夢の、パックのようなキャラクターを、
日本の歌舞伎や、能のような動きで演じて欲しいんだ。
ん??でも、歌舞伎やら能やらのトレーニングを受けたことはないんだけど。。
いやいや、コージなら出来るよ。一人漫談を観て、僕はそう思ったんだ。素晴らしかったよ。だから一緒に頑張ろう。
前回の自分で書いた話は、何が起きて何が重要で何を伝えたいか、という事が、
すべて明確になっていたし、演者も演出も自分という事で、なんとかやれました。
が、2ヵ月後に演じる作品は、言葉遊びやら何やらがとても多く、
明確な意味が分かりません。
そんな状態で、歌舞伎っぽく、パックのようなキャラを演じろと。
しかも後半では、実在していた超有名なカウボーイ役をやります。
実在していた超有名なカウボーイを、日本人の笹川に演じろ、と。。
うーん、なかなか面白いことになっています・・・・・。
まーでも、役者は貰った台本を読み解けないと話にならないので、
今回も、必死に頑張ってみようと思います。
それではまた
メッセージを込めて
一人漫談に関して沢山のコメントどうもありがとうございました。
さて、次の目標が定まりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・一人漫談です。
おいおい、またかよ!いつまで引きずってるんだよ!?と思われたそこのあなた。
おっと、役者じゃなくて、コメディアンにでもなるつもり?と思われたそこのあなた。
状況を説明します。
前にもお話したように (・・話したかな?)
今は、二人のカナダ人と一つの家で暮らしています。
で、その内の一人は、ESL (英語の学校)の先生をしています。
で、その子が先日の一人漫談を観に来ていました。
で? 今週の金曜にその子の生徒たちの為に、また一人漫談をやることに。
別に断れば、他の子がやることになったのですが、
今の笹川の学校のカウンセラーをやっているモニカ(メキシコ人)は、
人をのせるのがとても上手くて、気付いたら引き受けていました。。。
(ラテン系の人たちには見習うべきところがあるなぁ~と、たまに思います。)
どこかにも書きましたが、今回の作品は、カナダ人の前でやる事を前提に書いて、
動きも考えて作り上げたものなんですが、ルームメイトに聞いたところ、
どうやら生徒の大半は日本人との事。しかも、10数人しか観に来ないそうで・・・。
(先日は50人位のカナディアンの前でやりました。)
先日は、一夜限り、初パフォーマンス、そして、落語の国からやってきた男として、
カナディアンを笑わしてやる!!と、気合が入っていたものの、
今度は・・・・・・・・どうもやる気が。。
正直、書き直しても、先日より笑いは取れないでしょう。
国によって多分笑いの質が微妙に違うので、
本当なら、観客の国籍の比率やら、文化やらをリサーチした上で、
全体を書き直して、練り直して納得のいくものをやりたい所なんですが、
学校では、もうすでに次のプロジェクトが始まっていて、それに手一杯で、
そんな余裕はもうありませんし、はたして笹川の英語が、英語の学校に通っている他国の人に通じるのか??という疑問も。。(国によってかなり訛りが違って、聞きづらかったりするので、反対に、笹川の英語もきっと・・)
正直やっぱりもうやりたくないなぁ・・・と思っていたのですが、ルームメイトに とある生徒さんの事 を聞いて、作品に込めたメッセージの事を思い出しました。
先日はガンガン笑いが取れたので忘れそうになっていましたが、このストーリーは
本来、笑わせることが目的だった訳ではなく、面白くした方が退屈しないだろうし、
印象に残れば、いつかまたこのメッセージを思い出してもらえる時が来るだろう。
という位の事で、究極、笑わせなくてもメッセージが伝われば、いい筈なんです。
そんな訳で、とりあえず出来るだけの事をやってみようと思います。
勿論、笑いが取れるに越したことはないのですが、
笑わせることを目標にするのではなく、メッセージを伝えることを心掛けて。
↑
まー、内容はあって無いようなものなんですが。
ないようは、ないよう・・・・・え!?ないのかよぅ?・・・・・・
・・・・・なんだか本格的に、日本語までたどとどしくなってきた今日この頃。
それでは~