戦い終わって・・ (音声有り)

昨夜、一人漫談終了しました。
笹川にとって初めての海外でのパフォーマンス、
笹川にとって初めての英語でのパフォーマンス。
15分間のうち、何度か噛みました。
何行か台詞を飛ばしました。
テンションがあがり、狙い以上に早口になりました(←悪い癖です。。)
舞台は2.3年やっていなかったので、
きっと緊張するだろうなぁ~と、思っていたのですが、
たとえ受けなくても、これだけ準備したんだから、あとはただやるだけ、と
開き直れたので、とてもリラックス出来て、
お客さんの呼吸を感じることが出来ました。
もうこれ以上出来ないっていう位、散々一人で練習した事や、
台本、動き、ネタを考えるのに膨大な時間を費やしたことが、
自信に繋がったんだと思います。(結局発音までは直せなかったのですが・・)
音声ファイルを下のサイトにしばらくの間アップしておきます。
一人漫談          
終了後、色々な人から賛辞を頂き、達成感はあります。
大オチも決めることが出来、ほぼ狙い通りに笑いも取れました。
ただ、今回のは、動きに頼るところがものすごく多く、英語は依然として・・・・・
まーとりあえず一人漫談は成功しました。
で、なんだか、満足感と共に、
異国で約二ヶ月間、膨大な時間を費やし、
時にはノイローゼ状態にまで追い込んでくれたこの相棒(ネタ)と、
昨夜お別れしたので、とても大きな喪失感の様なものを
今、感じながら書いています。
次は何をしよう・・・・・ やっぱりまずは英語の文法からかな (・・汗)
最後に、誰もこの言葉を掛けてくれなかったので、自分で自分に言っておきます。

おつかれさま     俺。。。

やっぱり、終演後はこの言葉が無いと物足りないなぁ・・と思ってしまいました。
まだまだ、英語で夢は見れない笹川です。
それでは~
追記
コメントを下さった皆様、どうもありがとうございました。

シェークスピア風味?

カナダ生活4ヶ月目に突入しました。
時の経つのは本当に早いなぁ~と実感している今日この頃です。
あ、18日、19日の予定だった一人漫談は、23日に延期になりました。
で、準備する余裕が出来るかと思いきや、
延期になったら延期になったで、英語の手直しが必要だったり、
発音がクリアにならないところの単語やらを変えてみたり。
(一度覚えてしまったパートを変更するのって結構大変だったりします。)
まーとにかくクラスメートやら、講師のお世話になりっぱなしな感じです。
で、やっぱり思うことは、辞書やらで調べて、
”これをこういう風に言いたい” と思っても、上手く伝えられないんですよね。
しかも、ちょっと単語やら文章の語順を変えただけで、きっと受取られ方も違うと思うんです。
ひとによって、こっちが良いとか、あっちが良いとか色々意見があったり。
でも・・・・今の笹川にはどう違うのかも良くわからなかったり。
相変わらずもどかしいです。
一人漫談の講師がこんなことを言っていました。(多分)
コージの一人漫談は、シェークスピア作品のようなものだ。
なぜかって??シェークスピアの英語もコージの英語もわかりづらいから。
ハッハッハッ。
うーん、カナディアンジョーク。。。
今日最後のリハーサルをしたのですが、台詞を飛ばしまくったりで・・・・。
もっと時間が欲しいところですが、
バイト先のもう一人の皿洗いの子が食中毒になったとかで、
普段より多く働くことになったりして、なかなか準備もはかどりません。
(今働いているレストランの食事が原因ではないですよ)
原作、演出、演者 すべて自分。
時間とスペースさえあれば、一人でいくらでも練習できるので、
さっきまで近所の公園で稽古してました。
現在こっちの時間で、夜中の3時。
もう一週間も無いのに今の状況でいけるかどうかかなり不安ですが、
後悔しないように、出来るだけやってみようと思います。
笑わせることを目標にするのではなく、
作り上げたストーリーを伝えることに重点を置くことを心掛けて。
            ↑
まー、内容はあって無いようなものなんですが。
ないようはないよう・・・・・
なんだか日本語までたどとどしくなってきた今日この頃。
それではまた。

トライする気持ち

5月になりましたね。
みなさん5月病の具合はいかがですか?まだかかっていませんか?
こちらも暖かい日が多くなり、過ごしやすくなってきました。
さて、いよいよ今月の18、19日にデビューしてしまう笹川です。
(ハリウッドデビューでも、花粉症デビューでも無いですよ。)
今まで引張ってきた ”Story Telling” 通称 一人漫談 です。
実は、話の内容にオチが付かなかったり、面白みがなかったり、
話を変えたりしたので、書き上げることが出来ず、
学校内での締め切りに2週間も遅れてしまいました。
で、一時期は本当に書き上げる自信を失い、辞退しようか、とまで
真剣に考えたりしていました。(軽いノイローゼ気味になったり・・)
でも、でも
現実逃避をしようと思うたびに、(自分にただただ楽なように)
出国前日に送別会を開いてくださったAさんからのメールに
あった言葉を思い出し、必死に生みの苦しみを味わってみました。
結果、何とか先週の水曜日に15分間の自分のストーリーを書き上げました。
今まで日本語でも一つの話を書き上げたことが無かったので、なんというか。。
最後の二日間は連続で徹夜したりして、久々に死にもの狂いになったおかげで、
我ながら面白いものが書けたと思います。
で、寝ないでフラフラになりながら授業で疲労した披露した水曜日には、
内輪受けの可能性も大ですが、クラスメートを笑わせることが出来たし、
大オチもちゃんと決めることが出来ました。
(オチの付け方は、古典落語からヒントを得ました。)
ただ、発音やら、滑舌やら、アクセントの置き方やらを工夫しないと、
笹川の英語を初めて聞く人には伝わらなかったり、
たとえ意味は通じても15分もの間、たどたどしい英語を聞かされたら
ストレスになるだろうぁ~ と、容易に想像出来るので、
これからはしっかり練習しないといけない感じです。
ちなみに本番まであと約二週間しかないのに、
水曜以外の授業では、未だにモノローグやら、
映画の1シーンからのダイヤローグを新しく貰ったりしています。
正直、全くこなせていませんし、英語も演技も本当にボロボロです。。
でも?だからこそ?なんとしてでも一人漫談はキッチリ決めたいと思っています。
だって笹川は、落語の国からやってきたんですから。
Aさんから頂いたメールより。
人生いろんな事が待ち受けてると思うけど
逃げないでトライする気持ちを持ち続けてください

この言葉が、最近頭から離れません。
そんな今日この頃です。